業界スコープ

消える思い出の場所(東芝青梅工場)

東芝青梅工場と云えば誠明の業界関係者には思い出のある場所の
一つとなっておりますが、今年3月末で閉鎖されることになりました。

末広2丁目東芝青梅工場前交差点

数多くの諸先輩方も年に一回の東芝まつりには毎年、東芝から手厚い
ご招待を頂き、楽しいひとときを過ごさせて頂いた事を覚えております。
それだけでなく、筆者としましては生まれて初めてワープロに触った
場所でもあり、筆者の人生に大きな影響を与えたのは事実であります。
報道等を見ておりますと、東芝の不正経理事件による粉飾決算と清算の
ために野村不動産に売却されるとの事ですが、
筆者としましては、思い出の場所が消えるというニュースを見て、いても
立ってもいられない気持ちになり、急遽、特集を組みました。

東芝青梅工場の皆様には長年に渡り、お祭のご招待だけでなく、隣人として
おつきあい頂きました事に誠明の業界関係者の一人として感謝と御礼を
申し上げます。
良い思い出をありがとうございました。
従業員さんの今後のご活躍をお祈り申し上げます。


                             2017年4月9日

                           業界スコープ編集部
                             編集長 業界のフォーカスマン

2017/04/09(日) | 生活/筆者の身の回り編 | トラックバック(0) | コメント(0)

続く残業三昧(平成4年)

先日の記事でも書きましたが、写研のSAGOMESやMich-Sの処理速度と
メカのローテクぶりを書きましたが、連日のように8ビットマイコンとの格闘が
続いていたのは事実です。
そのためか事務所の1Fにあったラーメン店や周囲のラーメン店に会社の
経費で繰り出す日々が続いていたことを覚えております。
そして、新宿の自宅からの往復もあり、頭を悩ましていたのは事実です。
この事も含め、次第に引越しをするかについて考えることになろうとは
思ってもいなかったことですが、この先に様々な騒動が展開されようとは
思ってもいなかったのは事実であります。



2015/04/16(木) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

忙しい毎日(平成4年)

写研の出力機オペレーターを始めて半年近くなりましたが、
筆者の仕事は忙しくなるばかりであったのは事実です。
それはと云いますと一日おきに泊まり込みで一晩中機械を
動かし続けていたのです。
何せ、この機械の処理能力は分かりやすく云えばファミコンに
HDD+FDD+レーザ出力機という構成であり、文字数が多い仕事に
なりますと長時間うなりっぱなしの状態になるのです。
1時間あたり1万字相当の処理能力しかなく、長時間つき合わされる
ハメになるのですからたまったもんじゃなかった事を覚えております。
ですが、会社はこういった時のために夜食代を用意してくれていた
のであります。
筆者はよく組み処理をさせているスキを狙っては1Fにあるラーメン店や
近所の店に行った事を覚えております。
会社で寝ていたことを覚えております。



2015/04/15(水) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

写研SAPCOLと作業工程について

今回、写研出力機のオペを始める前に覚えておかなければならない事として
SAPCOL(サプコル。人によってはサプコールとも呼びます)について筆者なりの説明を
したいかと思います。
このSAPCOL写研が開発した日本語に強い組版言語の事を指します。
このSAPCOLの誕生の背景には文字を大量に毎日のように扱う新聞社向けに
軽く高速で文字組版を行うCTSシステムの開発を写研が新聞社が共同で
行った事から始まります。
このSAPCOLには様々な組版に必要な機能が含まれ、完全バッチによる
(ファンクション挿入による文字の変換や異級数との揃え処理等を指します)今日のDTPに大きな
影響を与えたのは事実であります。
ですが、CTSシステムのままでは価格が高く(億単位)一般の印刷会社が
求めることが出来ず、扱いにくいものであったのは事実です。
そこで写研ではこのCTSシステムを応用して一般的な組版や出版社ごとに
異なる組版規則(ハウスルールと云います)にも対応でき、より迅速に大量の文字を
処理するべくこのSAPCOLを開発したのであります。

レイアウトされた印画紙が完成するまでの工程を説明しますと、まずはヘッドを
作る事から始まります。
このヘッドにはデータ制御機能を使い、それぞれのハウスルールに基づいた記述があり、
ワープロ等で入力された文字データと合体し、(時にはサザンナ等のフルキーで入力
する場合もあり)
必要な箇所にファンクションを入れてレイアウト通りの組版を行い、
(これらの作業をコーディングと呼びます)データを完成させます。
※ワープロの場合はコンバータを経由して変換処理が加わります。

sp313.jpg    OASYS100FXL外観
写真左は写研製SAZANNA SP313
写真右は富士通OASYS100FX-L


このプロセスで完成したファイルはTXTデータと呼ばれます。

この完成したTXTデータをRETTON(リットン・組み処理専用コンピュータ)でスレーブ処理
(出力用データ処理)をするか、TXTデータをSAGOMES等の出力機で組み処理をして
校正紙を出力します。
gl621.jpg
写研製SAGOMES GL-621 普通紙プリンター
この機械には通常のTXTからの出力とスレーブデータ作成機能が備わっております。


校正紙に訂正が入った時はSAPCOLのルールでは赤字指令という処理を行い、
再校を行います。
※※筆者が勤めていた会社ではTXTデータを訂正の上で再組み処理をしておりました。

校了したデータは印画紙にレーザ光線で焼き付け、現像が行われて完成と
なります。

michis.jpg
写研製出力機Michi-S
この出力機はSAGOMESと同様に組み処理や
スレーブ処理機能が搭載されております 。


こういったプロセスで版下用の印画紙を作成していくわけでありますが、
このSAGOMESにしろMichiしろ筆者は散々泣かされたことを覚えて
おります。
それはと云いますと「処理速度の遅さ」です。
数千字程度でしたらすぐに出力が始まるのですが、小説などの本文等
1万字を超えたものになりますと1時間に1万字という処理速度が必要だった
事を覚えております。
ある方から聞いた話によりますと、これらの機械の組み処理の遅さは
8ビットマイコンに某社のオフコンBASICが使われていたとの事ですが、
この処理速度の遅さのおかげで残業だらけの状態になった事を覚えて
おります。
ですが、操作方法はBASICでしたので、筆者はよくGL-621のキーボードを
巧みに操って直接出力操作指令やスレーブ作成指令を入れて動かして
いたのも事実です。

後にモリサワのMK500システムやSMI EDIANの入力オペを担当する事には
なりましたが、この事が後に大きな開発に役立ったのは事実であります。

筆者はこのようにしてリョービの電算写植の入力や手動写植機を体験してきた
わけでありますが、メーカーが変われば扱いも変わるわけでありますが、
写研の組版の出来については関心させられたのは事実であります。



2014/10/27(月) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

写研の出力オペを始める(平成3年)

自衛隊を退職してからすぐさまに筆者は新宿の職安に行き、何か
できるものはないかと模索しておりました。
そしてすぐさまに印刷業に戻ることになりましたが、この経験を
生かして文京区内の印刷会社の面接を受けました。
学歴のない筆者ではありましたが、経験者ということで即決で採用と
云うことになりました。
この会社ですが、大手印刷会社K社の本社の近くにありました。
そして並びには小石川消防署もあり、立派なロケーションであったのは
云うまでもなかったのも事実です。

小石川消防署
会社の並びにある小石川消防署(筆者撮影)
この一帯で筆者は様々なドラマを展開することになるとは思ってもいなかったのは
云うまでもありませんでした。


この地において筆者は写研の出力機のオペレータとして働くことに
なったのであります。

筆者はこの写研のシステムを巡っていろいろな体験をすることに
なるとは思ってもいなかったのは事実ですが、このことが後に役立つ事の
基本の基になろうとは思ってもいなかったのは事実であります。


2014/10/25(土) | 仕事/公務編 | トラックバック(0) | コメント(0)

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